【自虐とSNS】自分のことをデブやブスだと言ってばかりの人の心理

SNSの投稿を見ているとこんな場面に巡り合ったことはありませんか?
「自分はブスだから…」「私はデブだから…」という感じの自分を卑下する投稿。
容姿に自身がないというのは世の中の人が多く抱える悩みの一つだと思います。

さて先述のように自分のことをブスだとかデブと自称している人にときどき見られるのですが、その人がたまにアップする写真ってまったくそんなことがないケースが多々見られます。アプリできれいに加工された顔をアップして『ブス』だと言ったり枝のような細い脚を撮影して『デブ』だというそんなSNSけっこう見ると思います。私もかつてそのような投稿をよくやりました。今回はどのような意図でそのようなことをしていたか、その心理状態を含めて少しお話したいと思います。

【※注 あくまで当ブログ管理人が自らの経験を元にこうだったと書いているのでみんなそうですよ!という話ではありません。】

『全然そんなことないじゃん』が欲しい

ある程度作りこんだ写真を上げてまで自分を卑下する理由は端的にいえば『誰かにそんなことないよ』と言ってほしいからです。あなたには自分で思っている以上の価値があると言ってくれる人待ちなんですよね。言い換えるとかまってちゃんです。ブスだと自分を卑下すれば「そんなことないよ可愛いよ」と言ってもらいたいし、デブだと自分を卑下すれば「全然太ってないじゃん痩せてるよ」という返信が欲しいわけです。もちろんそのような反応が欲しいということまでは表立っては書きませんが。自分を手っ取り早く自虐するのが自尊心を保つためのツールになっていることがあるわけです。

自虐ってなんだろう

ここで少し話を変えます。自分自身のことを哀れんだり、馬鹿にしたりそういうことを一言でいうと自虐といいますね。日本だと謙虚というものがそもそも人間に刷り込まれている強い要素なので自虐というものも生まれ持った習性のように強く根付いています。そういえば中国で活躍する芸人さんが日本では鉄板ともいえる自虐ネタというものは本気で心配されるので全くウケないと以前テレビで観たことがありました。…少し脱線しましたね。

自虐というものには、目的がいくつかあるのだと思います。ひとつは先程のように芸人さんもよくやる「人を笑わせるための自虐」。今回の様な「自分を満たしたいがためにする自虐」です。(あとは主に年齢に関する「周りも相対的に傷つけるタイプの自虐」だと思うのですが。これはまた別の機会に書こうと思います。)

万全の態勢で見栄を張る

さて本題に戻ります。自分をデブだブスだと卑下をする人の投稿やけにしあがっていると思いませんか? それもそのはずです。しっかりと『そんなことない』と言うべき写真を撮影しているからです。今は加工のアプリも充実しているので、原形を留めないレベルの美しい写真もそう難しくはありません。見る人にとっては「これのどこがブスなんだ?」と思うしかない写真がSNS上を闊歩することになります。もちろん作りこんだ写真が世に出ただけなので実際の本人の容姿の是非はもはや置き去りにされるわけですが何はともあれ人に満たしてもらえれればそんなことは関係ありません。今けっこうぶっちゃけてると思います。

もう一つ言ってしまえばこのような投稿に対して「そんなことないよ!」と絡んできてくれるのも所謂かまってちゃんというタイプの似た者同士です。自然と同じような人同士が自虐と慰めを繰り返すようになっていくわけです。そうなると欲しいときに自分を肯定してくれる存在として心地よいためお互い依存する可能性も高いです。

私がブスやデブ投稿をスッパリ辞めた散々な理由

そのような投稿をしたこともあった私でしたが、ある時期を境に一切そのような投稿を辞めるに至りました。失恋です。当時の彼に「自分の顔を酷いと思っているようだが、自分で思っているよりもずっと酷いよ」とけっこうな重いパンチです。もしかしたら私自身、少しは可愛いのではないかと自分自身に淡い期待はしていたのですが、現実はただの自己愛でパンパンに膨れていただけだったわけです。酷い言われようだ…と思うよりもこれが実物を見るということだ、と目が覚めました。以来、容姿に他人の期待を求めることはすっぱり辞めました。

他人に自己愛を満たしてもらうことを期待しない

今回は私自身の経験談を基にブスやデブと卑下するタイプの人について書いたのですが、自虐に関しては『笑い話として面白い』もの以外は特に相手にしない方がいいのではと思います。かつて自虐で不当に自己愛を満たしていた者からすれば依存への道ですし、いつボロボロにこき下ろされるかわかりません。自虐を誰かに否定してもらうって本当に手軽にできるのでハマりやすいのですが、自己愛を他人に満たしてもらうことは中身のない空っぽなことだと振り返ってみてほしいです。

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