フォローで現金プレゼントってこういうこと『アカウント売買の闇』NHK NETBUZZ

TwitterやInstagramなどで誰もが一度は目にしてしたことがあると思います。『フォローで現金プレゼント!』的なとても太っ腹な文言。
ZOZOTOWN元社長の前澤さんが現金100万円をプレゼントするというツイートで大きな話題になったのが記憶に新しいと思います。どうやらついこの前の年始もお年玉プレゼントと称して現金のプレゼントをしていたらしいです。


ここ数年SNS上では企業や個人がフォローで現金や高価な商品をプレゼントするというキャンペーンが結構当たり前になりました。いまやSNSは宣伝ツールとして莫大な影響力をもっているわけでこうしたプレゼントも宣伝として抜群の効果を発揮するわけです。残念ながら私は本当の知り合いでもない人に物や金銭を突然もらうのはどんなに美味しい話でも考えられないな…と思っている性分なのでこのようなキャンペーンには一度も参加したことがありませんがおそらく多くの人がこの手のSNSを通じたプレゼント企画に応募したことがあると思います。

しかしながらその多くは身元のよくわからない詐欺まがいのアカウントであることが大半です。この模様を解説したのがNHKの『クローズアップ現代+』でした。昨夜はNET BUZZの放送内で取り上げられ番組に寄せられた視聴者のTwitterとともに改めてアカウント売買の詳細が放送されていました。
こちらはNHK『NET BUZZ』公式サイトからの引用です。

フォローで現金プレゼント!。今この手の企画がSNSに乱立しているが、中にはウソの企画に応募して金をだまし取られる人もウソの企画の隠れた目的は「アカウント売買」だという。フォロワーを増やした後、そのアカウントごと転売。数百万円という高額で転売されることも。取材進めると集められたフォロワーはだまされやすい情報弱者の“カモリスト”として高値で流通、新たな詐欺商法に利用されている構造が浮かび上がってきた

NET BUZZ - NHK
NET BUZZ - NHK
https://www4.nhk.or.jp/netbuzz/x/2020-03-19/21/9037/1509191/
「NET BUZZ」ではネット上で大きな反響のあった番組を放送!今回は「クローズアップ現代+ 危険なワナ?金欲しさについフォロー アカウント売買の闇」▽流れ星

番組内ではSNSの現金プレゼント企画に応募して逆に現金をだまし取られたという女性のエピソードが放送されていました。その女性は高校を卒業したらどうしても家を出なければならず、必死に一人暮らしの資金をアルバイトを掛け持ちし週6日働いて懸命に貯金をしていたそうですが目標の金額までには届かず困り果てたいたところ現金プレゼントの投稿を見つけたそうです。

女性は「周りの友達もフォローしているし大丈夫だろうとそのアカウントをフォローしたところ『当選』のDMが送られてきたそうです。DMには『当選金の受け渡しのために必要なアプリをインストールしてほしい』とチャージ型の電子決済アプリをインストールするよう書いてあり、『振込手数料に3万円かかる』との文言にお金が足りなかったので一万円だけチャージしたところ一瞬で残高がゼロになり連絡も二度と取れなくなってしまったそうだ。その現金プレゼントのアカウントは現在凍結して稼働しておらず女性はお金を返してもらうこともないといいます。

だまされやすい人をかき集めてリスト化する

冒頭の前澤さんはTwitterに公式マークのついた著名な人なのでともかくとして、身元のイマイチわからない現金プレゼントと謳っているアカウントという物はまず信用してはいけないです。SNSは利用するのも無料だしフォローやリツイートにお金や手間がかかるわけではないのでなんのリスクもないだろうと思う人もいるようですがそれは間違いです。この手の現金プレゼントに飛びついてキャンペーンにこぞって参加している人は『だまされやすいカモ』として利用される可能性があるそうです。
番組内では現金プレゼントの手口に詳しい人の一言が刺さります。

10億くれるとか、非現実的な話を受け入れる人たち、応募していたら悪質業者のカモリストに入っています。

このカモと言われる人、学費や生活費にひどく困窮しており客観的な判断ができない状況の人が藁にもすがる気持ちで応募することが多いのでそこを付け狙われることも少ないそう。そういった人たちはリスト化され、格好の餌食として悪質業者に情報を売られてしまうのです。『振り込め詐欺』で被害に遭った高齢者が再びに詐欺のターゲットにされるのと同様にこいつはいいカモだと認識されてしまうわけです。

だまされやすい人たちが利用される


番組内ではスタッフが現金プレゼントを行うアカウントを片っ端からフォローしていったところ「当選結果はLINEで」とLINEの友達登録まで誘導されておりLINEでは「お金儲けできます」的な文句にURLが貼られているばかりで一切当選結果など発表されなかったそうです。実はこのLINEの友達登録が目的としてプレゼント企画が使われる場合があります。友達の多いアカウントは100万円を超える高額で販売されることもあるそうです。アカウントの権利を他人に譲ればそのアカウントについていた友達の情報も利用できるため高値で売買されるのです。(※ちなみにLINEではアカウントの売買は禁止されており、違反行為が見つかった場合はアカウント停止の可能性もあります。

お金に困った人たちとしてリスト化されると時に悪質な情報商材や詐欺の受け子など犯罪の片棒を担がされる危険性や女性を売春させるといった目的の勧誘の可能性もあるそうです。SNSによって本来犯罪にまったく縁のなかった人たちが取り込まれかねない時代になってしまったのです。怪しいアカウントはフォローするだけで他の悪質なアカウントからもカモとして目をつけられる危険性があるので、簡単に信用してフォローしないよう気をつけてほしいです。

信用する目を養う

SNSはもはや毎日膨大な時間をつぎ込むのが当たり前となり知らない人とも簡単に会話ができ、情報のやり取りができるようになりました。しかしながら、その実でこのように悪意を持って情報を利用しようとする人が多くいるのも事実です。はっきり言ってSNSで突然お金が転がり込むという上手い話はないと思います。みんながみんな犯罪だと言いたいわけではありませんが上手い話においそれと飛びつくのはやっぱり良しとしないと思います。昔から「タダより高い物はない」なんてことわざがありましたが、いままさにそんな状況なのかもしれません。
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