自分の感情に鈍感にならないこと

先日の話なのですが、実家に帰省したとき家族が同じ部屋にいるというだけのことなのに無性にイライラしたことがありました。説明しておきますが、家族とは別に不仲というわけではありません。それにも関わらず自分でも不思議なくらい「出て行ってくれ」と言わんばかりの大きな苛立ちが湧いてきたわけです。

パーソナルスペースの話

よく心理学で『パーソナルスペース』という言葉を耳にするかと思います。パーソナルスペースとはこれ以上近づかれると不快に感じる距離のことで、動物の縄張りに似たようなものです。このパーソナルスペースは男女や年齢層によっても大きな違いがあるようですが、一定の場所に踏み入っている以上は不快に感じるという点ではおおむね変わらないと思います。

繰り返し主張したい『距離感の大事さ』

当ブログでは実生活やSNS上での距離感について繰り返し言及してきたように思います。端的に言うと“人間同士の距離感を無視したらどうあがいてもストレスが溜まる”という具合です。

特に実家暮らしの方(特に学生ぐらいを想定して言うのですが)で親と一緒にいるとイライラして喧嘩になってしまう人はいないですか?あれ、根本的な原因として物理的な距離が近すぎるのが明らかに一つの原因としてあると思います。家族間の関係がいいか悪いかそれは当然だとは思うのですが、それよりにも先に距離が近いのでイライラしてしまう。卵か先か鶏が先かのようか話ですが、こちらが先だと思います。

親と子供のパーソナルスペースは大きく違う

親からすれば自分の子供になんの遠慮もないので子供からすれば距離感はほぼゼロの状態で接してきます。しかしながら子供からすれば余程好きでもない限り側にいるのは正直心地のよいことではないのです。事実、私は不仲でもない家族にも関わらず大きな不快感を感じてしまったのですから。

一般的にパーソナルスペースは男性よりも女性の方がやや狭く、広さでいえば40代が社会で独立性を求められるせいなのかピークになるそうです。それ以降はだんだん徐々にパーソナルスペースが小さくなっていくそうです。そうはいっても正直なところ、極力一人にしておいてほしいタイプからすれば誰であろうとむやみに同じ空間にいてほしくないのは共通してある感覚だと思います。
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『自分がどう感じているか』に敏感になる

今回の私の話の場合は簡単なことでパーソナルスペースに介入されたことで苛立ちを覚えたので、その場を離れれば苛立ちも徐々に治まりました。まったくどうということはありませんでした。しかしながら原因が何であるかはさておき『自分が今そう感じているか』という感覚には敏感でなくてはならないと、今までよりも強く思うようになりました。

日常生活の中ではなぜかはわからないがなぜかモヤモヤしていたりイライラしてしまうことがあると思います。それが心配事があるからなのか、嫌なことがあったからなのか、それとも体調がすぐれないからなのか、原因はいろいろ考えられるとは思うのですが、まずは今いる場から離れることを最初にやってみることをおすすめします。これはリワーク支援の場でもよく使われています。パニック状態の支援者は一時的にクールダウンのためにその場を離れるということを学ぶのです。

原因がその場所やその場所にいる人にあるとするならば解決自体はしなくてもクールダウンできるので一歩前進しますし、そうではなそうだと感じたなら原因を考えるための余裕が生まれます。人間あまりにも余裕を失うと自分が悲しいのか怒っているのか自分の感情に対してみるみるうちに鈍感になっていくので気づいたころにはストレスを抱えきれないほど積み込んで倒れかねません。こまめに人との距離を取ることを勧めているのは自分の感情に目を向ける時間を捻出するためでもあるのです。

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