やる気がないときにやる気を起こす方法とその考察

人間なのでどうしようもなく『やる気がない』ことはいくらでもあると思う。私ももちろん例外なく毎日のようにやる気があまり湧かない質であり「そうできるものならずっとゴロゴロしていたい」と思いつつもそれなりに家事も仕事もしないと生きられないのでそれなりにこなしている。

そもそも『その段階に来ている人』はどのくらいいるのか疑問

やる気を起こす方法としてよく取り沙汰されているのが『作業興奮』というものだ。これはクレペリンという心理学者が提唱したものといわれ、一言でいうと「やる気が起こらなくても作業を始めてしまえば脳が刺激されだんだんやる気が湧いてくる」という感じのことである。こちらは【やる気を出す方法】【作業興奮】など適当なワードでインターネット検索をかけてみると本当に数え切れないほどたくさん出てくるのでたぶん既に知っている人も多いかと思う。

このクレペリンの提唱した作業興奮というもの、いつでもどこでも適応できるかといったらまったくそんなことはなく、むしろ条件を揃えて揃えてやっと実現できるという感じのことだと思うので少し考えてみたい。

『やる気を出す方法』を調べている時点で赤信号が出ているかもしれない

この作業興奮という状態、睡眠不足など脳に疲労がたまっている状態ではなかなか起こらないそうだ。それにやる気がどうしても必要という状況下は概ね体調がすぐれていないが無理にでもやる気を起こさなければならないという切羽詰まった場合も多い。体調が万全ならば『やる気が出ない』ことをネットサーフィンして解決方法を試すことはなかなかしないと思う。なぜなら、調べたところで実際に試してみるような心身状態がそこまで整っていないからだ。やる気が欲しいときほどコンディションは万全でないと考えるのが自然なので実は【やる気を出す方法】について深堀りをすればするほど矛盾点ばかりが浮かんでくるわけだ。

【余談】呼吸をするようにインターネットで解決法を探る文化をまず振り返る

ここからは少し『やる気を出す方法』についての考察からは外れるが大事なことだと思うので書いてみようと思う。まず現代なので当然すぎる存在になっているのだが疑問点が浮かんだらインターネットで真っ先に調べる。ここに大きな落とし穴がある。たしかに今やGoogleで調べればこの世にわからないこともうなんてないのでは?と思えるぐらいあらゆる情報が24時間365日網羅できているのが当たり前になった。『ググる』という言葉が登場してもうどれくらいたったのか見当もつかないほどにインターネット検索は浸透した。そこで浮き彫りになったのは情報が多すぎるストレスと自分でモノを考えられない状態が自覚もできないほど慢性化したことだと思う。

基本的にインターネットを見ている状態は次から次に休む間もなく情報が入りかなりのストレスにさらされているので調べること自体は大事だが、あまりにも頻繁に触れているとそれだけで体調面ではマイナスなことである。気が付いたらSNSをぼーっと眺めていたり、全く調べていたこととは関係ないサイトを巡っていたりすることもやはり良くないので気をつけたいことである。

やる気の入る【器】を整えないと意味がない

結局やる気を出す方法というものをしっかり考えてみたところ、やる気の器であるその人本人の調子を整えることでしかどうにもならないと思う。結論としては何だそんなことかという感じだけれど、体調を無視して取り入れる【やる気】というのは、単に『無理を押している』ことに他ならないことだと思う。やる気という抽象的な概念ではどうしても精神論のようなものが力を発揮しやすいのでなにはともあれやる気を備え付ける人間そのものをしっかり備え付けないとどうにもならない。(作業興奮はもちろん精神論ではないが「やる気さえあれば…」と考えるのは危険なので書き加えておく。)

やる気とはオンオフの上手な切り替えのこと

やる気の概念が今の気分の状態からかなり上に行くかのような感じだが結局はオンとオフのメリハリをつけることと近いのかもしれない。自律神経もずっと高ぶっていても良くないし、あまりに低迷していてもそれはそれで体調不良を起こしてしまう。要は上下のバランスの問題だと思うので、やる気を出したい以上は心身のオンオフをしっかりコントロールできるようにならないとそもそもやる気とか言っていられないはずである。もし、どうしてもという場合には期限を設けて休むことも考えた方がいい。動かなきゃという気持ちと動ける状態かは今一度振り返ってみないとならないことだと思う。

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