とんでもない民間療法

昨日SNSでこんなツイートが話題になっていたのでついつい笑ってしまった。

塩を何だと思ってるという突っ込みもそうだが、このブログ主の『目薬を手作りしよう』というとんでもない発想に笑ってしまった。いうまでもなく目薬を自作するのは雑菌だらけの液体をみすみす目に入れることになり大変危険なのでおすすめしない。

眼科医からも警鐘が

ちなみに先程のツイートが発端となりこのサイトの元は誤った情報を提供したと記事削除と謝罪をしたそうです。一連の流れが昨夜のYahooNewsにも取り上げられていました。

「手作り目薬の材料に“塩化ナトリウムの入ってない塩”を選ぶ」で炎上。ブログ削除へ

 

根拠はないのにからだにいいのか?

世の中には体のためだとか環境にやさしいという理由で身のまわりのものを手作りする人は多いと思います。たしかに料理やお菓子、服飾雑貨くらいならわかりますし、私もその程度なら買わずに自分で作ることも多いです。しかしながら分野が民間医療と言われるジャンルに入ると途端にきな臭い情報もふんだんに扱われていることも多いです。

 

以前レシピサイトの乳幼児のメニューで「砂糖のかわりにはちみつを使えば体にやさしい」というとんでもないレシピが紹介されていたこともある。もちろん1歳未満の子供にはちみつを与えるなんて絶対にやってはいけない。少し前だと著名人のSNSにこぞって投稿された『血液クレンジング』がよいものだと散々宣伝されていたのが記憶にあたらしいことだと思う。(ちなみに血液クレンジングに関しては自由診療という事もあり健康被害が出ない限りは今のところは個人で勝手にしても別にいいのではという見解だそうです。)

 

離乳食にはちみつで男児死亡 「クックパッド」のレシピをめぐり物議

医療界は無関心?!”血液クレンジング”をめぐる議論 サイカルjournal by NHK

 

 

【からだにやさしい】という大義名分があると医学や科学がことごとく潰れてしまうことがなぜか当たり前にみられる。昔から「おばあちゃんの知恵袋」として風邪のときや火傷・擦り傷なんかの対処法が伝えられてきたけれど、もちろん科学的根拠に基づいて効果があるものもまったく効果は期待できないものもある(ただし昔から伝わっている方法だとプラセボ的な効果も少なからずあると思うので根拠はなくても精神的に楽になるかもしれないが…)。

 

 

自然派そのものは間違っていないけれど

世の中には『市販されているものイコール体に悪い』という強い認識の自然派の人たちが一定数必ずいると思う。だからこそ様々なものを自作するんだろうが。自分の生活は既製品に依存しないくらいの意識だったら理解できるのだが、中には冒頭の『目薬を自作する』など文明から置いて行かれたのか?と思えることをする首をかしげざるを得ない自然派の人たちもたまにいるのだ。

 

 

インターネットは『いかにも正しそうな情報』が横行している

 

インターネット上では根拠こそ全く不明だがいかにもこれは正しいですよというような顔をして歩き回っている情報がごまんとある。(もちろんこのブログもいかにも正しそうな顔をして歩いている根拠の不明瞭な情報のひとつである。)

 

健康食品やダイエット器具の広告はその最たるものだと思う。本当に医師かどうかわからない美人がなんのデータもなしに解説しているネット広告を見かけると「効果はなんでもいいからとにかくセンセーショナルな見栄えを流しておけ」という気すら感じる。インターネットでは根拠や論理よりもインパクトのほうが重視されているであろうことがわかる。

 

 

固執するという危険さ

このようにとんでもない情報を信じている人の多くには『特定のことに強く固執している』という危険さが潜んでいる。今回の場合だと「防腐剤は目によくないので手作りしよう」という趣旨があったらしい。もちろん実際は防腐剤を使うことよりも素人が医学的根拠が不十分なまま目薬を自作して情報発信したことだと思う。防腐剤を使いたくないことに視野が狭められて雑菌のことそもそも塩水を目に入れているだけということには意識が向かなかったようである。

 

件のサイト手作り目薬だけならまだしも「WiFiは身体に毒なので夜はOFFにする」など、それはもうはちゃめちゃな投稿が軒を連ねていたそうでYahooNewsによれば医師でもない専門知識の不十分なライターが書いた記事の様なのでさすがに知識不足・情報不足は否めない話だったにしろもう少し検証はされていなかったのかと乾いた笑いが出てしまった。

 


たしかに。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村

メンタルヘルスランキング

FAN BLOG

ラブライブ!コラボキャンペーン