とんでもない民間療法2

2月10日月曜日の日本テレビ系『スッキリ!』にて例の根拠の定かでない主婦ブロガーによる民間療法の特集がされていました。前回の記事で手作り目薬について書いたのですが、スッキリ内での放送では『キャベツ枕』が特集されていました。

そもそもトンデモ民間療法『キャベツ枕』とはなにか

以下キャリコネニュースから本文引用(キャリコネ記事URL https://news.careerconnection.jp/?p=60886)

母親向けの育児メディア「It Mama」が10月16日、同サイトの「もう試した?熱冷ましの新常識『キャベツ枕』の驚くべき効果」の記事を削除した。

記事は2014年10月17日に公開されたもので、子どもの発熱時、頭を包むようにキャベツを敷くと「キャベツの陰性(アルカリ性)が熱の陽性(酸化している血液)を中和し、熱がグングンと下がる」などと記載していた。今月に入り、複数のツイッターユーザーから内容に疑問の声が上がっていた。

同サイトはキャベツを利用した熱冷ましは「あくまでも民間療法であり解熱等との関連性はなく、これらの民間療法について効果が科学的に立証していない」と説明し、今後は再発防止を努めると謝罪した。

どうやらキャベツ枕の存在は何年も前からあったらしく、当然医学的な効果は期待できません。スッキリの放送内でも医師が「気持ちの問題ですよね」とバッサリ切り捨てていたあたりどれほど科学的根拠から遠ざかったものかがわかるかと思います。

 

また『キャベツ枕』を医学的に検証した小児科医によるBuzzFeedの記事でもあらゆるキャベツ枕の効果効能を一つ一つ検証して正確な根拠を基にこれらの効果を否定しています。

 

「キャベツ枕」「キャベツ帽子」で熱が下がる?
SNSで拡散されている「キャベツ枕」を医学的に検証してみました。- Yasumi Morito(BuzzFeedNews)

 

キャベツ枕の効果とBuzzFeed記事での医師の解説

 

  • キャベツの陰性(アルカリ性)が熱の陽性(酸化している血液)を中和し、熱がグングンと下がる

【医師】キャベツを体に当てたり食べたりする程度で体がアルカリ性に傾くことはありません。そもそも生死に関わるほど具合が悪いときでなければ血液のpHは酸性に傾いたりしません。

  • 青物や葉物といわれる野菜に多く含まれるカリウムが、身体の中から熱を取る働きをします

【医師】カリウムに熱を取る作用はありません。

 

  • キャベツは呼吸が苦しいのを穏やかにしてくれる

【医師】陥没呼吸(呼吸をするときに胸の一部が陥没する状態の呼吸)があったり顔色が悪くなっていたりしたら、キャベツをかぶせるよりも救急外来に行きましょう。

 

と簡単に挙げただけでもこのとおりである。言わずもがなとは思うがキャベツを体に当てるくらいなら病院に行く方がいい。キャベツはなにかしらの危うい治療に使うよりも食べて美味しい野菜として付き合いを続けるべきだ。

 

視野狭窄を起こすひとたち

ここできちんと解説をしなければならないのだが、妙な民間療法にハマる人は頭の良しあしとかそういうことではなく、視野が狭まり判断力が衰えているが必死で取り組まなければならないことがある人だ。具体例を挙げるならそれこそ今回トンデモ民間療法にのめり込む可能性の比較的高い子育てで必死な母親である。睡眠不足で周りの人もろく支援してくれない状況でそれでも子供の世話はしっかりしなければならない。そうなると少なからず根拠の分からない怪しげな情報の書かれたサイトにものめりこむ可能性がある。

 


とこのように考えるのが当然と思います。私は問うサイトで『人は一人でも生きられるよ』という旨の主張こそしているのですが、子育てをしている人は出来るだけ多くの人に手助けをしてもらわなければなりません。母親はなにかの犠牲になるために必死に子供を育てているわけではありません。

『無理が通って道理が引っ込む』ということわざがあるように、これほど根拠のない情報がまかり通っている背景にはそれなりの『無理が通っている』現実があるのです。

 

また妙な情報が幅を利かせないよう周りの人は手助けをするよりないということです。

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