【処分できなかった】物への執着を問う

『思い出のもの』に執着していませんか?

病みに病んでいたころの少し前の昔の私はいわゆる『思い出の品』をものすごく大事にしていました。お土産の包装紙、好きだった人の写真やメール(ちなみにLINEが普及する前)や、頂き物の使いもしない粗品、ちょっといい化粧品のサンプルなど、すぐさまごみと判断するには難しいところではあるが他人からすれば必要ないなら捨てたら?と思うようなものばかりを後生大事に取っていたわけです。もちろん当時は今サッと挙げたレベルなんかではない小さな思い出のあるものを数限りなく持っていました。

はっきり言っていまそれらはすべて不要なものであり、心に暗い影を落とすものばかりであるし、すべて処分したのでこの世にはとっくに存在していません。物を大事にすること自体はすごくいいことです。しかしながら物を持っていることによってあまりにも自分の気持ちが執着していることに気が付いているならその時は少し物との付き合い方を考えなければならないと思います。

その『思い出』は自分に悪い影響を与えていないか

『思い出』と一口に言ってもいい思い出もあれば思い出すたびに辛い気持ちになるような思い出もあります。今日言いたいことを端的に言ってしまえば、どれほどもったいなくても自分を辛い気持ちにさせるならそんな存在は手元から離れてもらうに越したことはないと思います。

このことは何も『モノ』に限った話ではないと思います。いくら付き合いが長くても自分に辛い気持ちばかりさせるような家族や友人がいれば縁を切るまではしなくても付き合いは控えないと自分が危険であるし、SNSに関しても影響力や年月に関わらず自分にとってしんどいフォロワーに付きまとわれていたら早々に関係を断ったほうがいいです。

【補足の具体例】

  • こちらの都合を考えずに長時間 愚痴のLINEばかりしてくる友人
  • リプライやコメントなどがないとすぐ不安を訴えるSNSのフォロワー

 

別にミニマリストは目指さなくていい

できれば思い出の品もそうですが、邪魔なものはみんな処分した方がいいと私自身はものすごく思っていますが、昨今は物を減らすことが流行として捉えられていることは疑問です。片づけや断捨離またミニマリストと呼ばれるジャンルで著名な人たちは別にブームとか関係なく身のまわりをきれいにしています。世間がどういう流行を広めていようが自分が日々どれくらい良く過ごせるかのほうがずっと大事だからです。それに『ミニマリスト』と呼ばれている著名な人たちはすでに人にノウハウを教授できるレベルの人たちが多いですし、その辺の人とは全く物の少なさのレベルが違います。むやみに全部取り入れて真似をして物を減らしすぎて生活に支障をきたす人も結構いるので気をつけて取り組んだ方がいいです。


ミニマリストしぶのブログ
ミニマリストといえばという程の著名な方。本当に物が少ないどころのレベルではないので素人が迂闊に同じ生活をするのまではおすすめできないです。


毎日、仕事。毎日、休み。
物欲が元々少ない人でも捨てすぎて困る場合があるようです
(私もちょっと似たようなタイプなのでとても共感する記事です。)

もし捨てて後悔にとらわれるならやっぱり物に執着している

ときどき見られるのが要らないものを断捨離したけれどやっぱり捨てなければよかった…と後悔してしまうパターンです。例えば布団であったり携帯電話・スマートフォンなど容易に生活から切り離せないものを処分してしまったのならさすがに(捨て方の度が過ぎているので)話は別ですが、本当に要らないのにずるずると心を引きずられているならおそらくまだその物自体というよりも物へのエピソードに対して執着が残っています。


それは素敵な思い出があるから…ではなくその時ああしていればというようなエピソード自体に後悔が残っているものと推定できるので、辛い思いがあったところでいつまでも考え込んでしまうのはいい事ではありません。あくまで一つの例でしかありませんが。

自分にいい気分を与えてくれるものを見極められるようになるべき

ここまで書いてみたのですが、いちばん大事なのは『自分にとっていい気分を与えてくれるものだけを見極められるようになるべき』というところだと思います。これだけ聞くと自分の周りだけ良くしようなんてずいぶん身勝手だしわがままではないのか?と思われるかもしれませんが、このご時世はあれこれ思われたとしてもそばに置いて辛くなるような存在を残しておくことに大した意義はないと思います

。一昔前なら人生の中で出会う人数も行ける場所も圧倒的に少なかったので一つひとつ大事にすることができたと思います。でも今はインターネットに書き込んだ「こんにちは」の一言だけでも一体どれだけの人数に伝播しているのか想像もつきません。それだけ人・物・場所との出会いは多くなり、予期せぬところで傷ついたり、病んでしまったりも多くなりました。だからこそ、折を見て自分の元から離れてもらうものとそばにいてもらうものとの見極めができないとこれから大変なのだと思います。

『不寛容』だと今の時代がそういわれてように何に対しても物申さないと気が済まない人が多いけれど、自分の周りだけは心地のいい空間があるよう努めてみてもいいはずです。

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